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2008年11月29日のすぎやん

2008年11月29日のすぎやん


朝、主治医から電話がかかってきました。

「十二指腸にできた腫瘍は悪性で、肝臓にも少し影が見えています。ただ、すい臓には転移していないようです。たぶん、十二指腸にできたガンでしょう」

すぎやんの病名は、「十二指腸ガン」ということです。

先生は続けて、外科的な手術ができるかどうかを判断するために、来週月曜日に外科の外来で診察を受けてもらおうと思っているとおっしゃいました。

「で、診察は何時ぐらいからなんですか?」
「診察時間はねぇ・・・わからないんですよ。でもだいたい午前中で、10時〜11時頃になることが多いです。それで、できればで結構なんで、家族さんにも一緒に話を聞いて頂きたいんですけど・・・」

外科的な手術ができない場合は、内科的な処置を考えないといけないし、もう年末年始が近づいているんで、早め早めに進めておきたいんです、と付け加えられた先生は、血管造影検査を行いたいともおっしゃってました。

「手術するなら、この検査は絶対必要なんです」

午後から、すぎやんの所に行きました。
前日に、MRI検査が行われたようです。

「MRIって、どんな検査なん?」
「CTよりももっとでっかい、体全体が入るような大きなかまの中に、寝転んだまま入るんや。しんどくなったら押すようにって、スイッチ持たされた。痛いことも何ともないけど、30分ぐらいかかったわ」

点滴を見ると、先日から少し薬が代わり、ツインパルとダイモンが昼間12時間、ツインパルのみが夜間12時間、すぎやんの体内に注入中。
24時間、ずっと点滴しっぱなしです。

点滴のおかげで顔色は悪くないのですが、しょぼんとしてます。

「『この検査が終わったら、すぐ帰れると思っていた』って先生に言うたら、『まだまだ、しばらくはおらなあかんよ』って言われた。12月いっぱいはここにおらなあかんのかな。正月はここかな」

外科での診察も既に主治医から聞かされたようで、不安そうな表情をしています。
そこで、「切るのは外科の先生やから、すぎやんが途中で死んでも困るから、手術ができる体かどうかを調べてもらうんやで」と言い聞かせ、なぜ手術が必要なのかも再度説明しました。
十二指腸に腫瘍ができているということを、やっと理解し始めた様子です。

「ガンか」
「いや、腫瘍としか言わはらへん。ようわからへん」
「(先生は)お前にはほんまのこと、言うわな」
「そやな」

十二指腸の場所も、今ひとつ理解していないすぎやん。それで、こんな愚痴も出てきます。

「人工肛門はいやや」
「いや、人工肛門っていうのは、また違う。すぎやんが悪いのは、胃と腸の間やから。食べ物が腸まで行ってないから、人工肛門は関係ないで」

相変わらずトイレの悩みはつきないようで、「便をする時に看護婦さんを呼ぶのがいやだ」と言い続けてます。
まぁ、当然のことなのですが・・・。

「ここは病院。遠慮せんと呼んだらいいんやで」
「・・・」
「頑張るのと無理するのとは違うで。ここでは無理せんと、また施設に帰ったら、自分で何でもやったらいいから」
「・・・・」

納得してません。

「頑張ると無理するを一緒くたにしてるから、病気が重くなって、ここで籠の鳥状態になっているんやで。もっと早くしんどいって言ってたら、入院せんで済んだんやで」
「・・・・」

それでも納得してません。

「やっぱり施設が一番ええな。うるさいけど話し相手もおるし、自由にできる」
「そうやろ。病院よりもええやろ」
「飲めへんし」
「・・・そこかい」
「ビール、冷えてるやろな」
「きんきんに冷えて、今頃は凍ってるかも」
「休肝日やな」
「ずっと休肝日にしとき」

夜、施設長さんから電話がありました。
入院中の病院から届いた検査結果を見たすぎやんのかかりつけ医から、施設側に連絡があったみたいです。

「詳しいこと、聞いたはりますか?」
「まぁ、大体のところは」
「ステージ5らしいですね・・・」
「うわ、それ、初耳」

「ガンである」ということは、もうはっきり聞いていましたが、「ステージ5」というような具体的な数字は一切聞かされていなかった私。
だけど私の言葉にびっくりした施設長さんは、しきりに謝っておられました。

でも、真実を全て知りたいと思っていた私にとって、外部から新しい情報を聞けたのはラッキーでした。
だからその後は、「気にしないで」と、私が施設長さんをなだめるの図。

「検査だけで3週間もかかるってことだったんで、不思議に思っていたんです。すごいショックです」
「先生は手術される方針ですけど、できるかどうかはまだわからないんです。来週早々に外科を受診する予定です」

なんだかんだと、30分くらいしゃべってしまいました。

入院生活がいつまで続くのか、手術をするのかなど、ある程度の予定が見えてきたら、今後のことについて施設側と話し合う必要がありそうです。






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