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2008年11月20日のすぎやん

2008年11月20日のすぎやん


いよいよ入院の日がやってきました。

介護タクシーのお迎えが9時半の予定だったので、9時過ぎにはすぎやんの部屋に行きました。
検査などで非日常的な出来事が続いているので、すぎやんは興奮気味です。体調は今ひとつのようですが、胃の痛みより興奮が勝っているみたいです。

出発前、スタッフのKさんが部屋に来て下さり、すぎやんの話し相手になってくれていました。
すぎやんったら、しゃべるしゃべる。

時間通りに介護タクシーも到着。スタッフに見送られて出発しました。

この日の運転手は愛想のよい方で、私達にいろいろと話しかけてくれます。
すぎやんがあまりにハイテンションでしゃべっているので、「これから入院するんです」と言うと、びっくりされてました。

病院には、30分ほどで到着。約束の10時半より30分近く早めの到着となりました。
受付を済ませた後、救急外来へ案内され、主治医となる先生による問診が行われました。

私とすぎやんが話した内容を、先生自らパソコン入力されています。
思わず、「先生も今時は、パソコンやで」とすぎやんに話していると

「もう、大変なんです、これ。手書きの方がええんやけど」

問診終了後、すぎやんは入院前検査に向かいました。
私はそのまま残り、先生とさらに突っ込んだお話をしました。

「紹介状から見ると、十二指腸乳頭部に腫瘍ができているみたいですね」
「医院の先生からは、十二指腸に限りなく近い所にできている胃ガンだって聞いてるんですけど・・・」
「え、そんなことはないと思うんやけどなぁ」

赤血球の数も、「これくらいやったら、そんなにむちゃくちゃ激減っていうこと、ないんやけどな」とおっしゃる。

どっちがほんまなんですか。

胃ガンなのか、十二指腸のガンなのかによって、手術方法も大きく変わります。
胃ガンなら比較的手術は簡単だけど、十二指腸乳頭部にできているとしたら、かなり難しい手術になるとの先生の言葉。

どっちにしても、まずは精密検査です。
とりあえず、再度胃カメラ検査が行われることになりそうです。

問診が終わり、すぎやんの検査終了を待つことになりました。
だけどすぎやんは、いつまで経っても検査室から出てきません。
その原因は、点滴。

ここ数日、食事が満足にとれていないので、点滴をすることになったらしいのですが、点滴の針が入らない。
私はその場にいなかったのでわからないのですが、数人がトライしてかなり粘ったらしいのですが、あえなく全員玉砕。運良く入っても、すぐ漏れてしまいます。

結局、この日の点滴は中止となりました。
ただ点滴治療は今後必要となるので、首のあたりから針を入れることになりそうです。

すぎやんを待っている間に、病院のあちこちを歩き回りました。
実は今回すぎやんが入院する病院は、かつて私の母が看護助手として長年勤務していた病院です。
そして、母が亡くなったのも、この病院でした。

今から15年前のちょうどこの頃、母はガンの末期症状にさしかかっていました。
毎日仕事帰りに母の元へ通う日々が続き、つらそうな母の様子を毎日目の当たりにして、私自身も心身ともに疲れ果てていた時期でした。

この病院は、5年ほど前に新築移転されたので、当時とは少し場所が違います。
だけどまさか父・すぎやんまでここに入院することになろうとは、夢にも思いませんでした。

普通なら30分もあれば十分な検査が終わったのは、検査開始から1時間以上経ってからでした。
検査室から出てきたすぎやんは、さすがにちょっと疲れた様子でした。

「もう帰る」
「今日は入院するために来たの」
「あ、そうか、わし、あほやな」

このやりとり、病棟に上がるまでの短時間に、3回は繰り返したかな。

すぎやんの入院する病棟は6階。
エレベータホールの北側が女性、南側が男性の病棟です。完全に男女別になっているため、トイレは南病棟には男性用、北病棟には女性用しかありません。
廊下の色も南はブルー、北はピンクに色分けされ、間違えないように工夫されています。
ナースステーションも、北と南の両方にあります。

案内された病室は4人部屋、窓際のベッドでした。
看護師さんによる問診・説明の後、すぎやんの尿器を保管するケースも持って来て下さいました。

持参した荷物を床頭台(しょうとうだい)に入れながら、あちこちチェック。
最初、備え付けのテレビはないと思ったのですが、据え置きタイプではなく、角度を自由に変えられるアームの先に取り付けられていました。25時間1,000円。
冷蔵庫もありますが、有償。

床頭台には専用のアダプタがセットしてあります。テレビや冷蔵庫を使用するには、そのアダプタを抜いて専用の機械にセット、お金を入れてチャージして使用するのです。
こういうタイプは、初めて見ました。

病衣などのレンタル制度はないので、全て持込です。これからしばらくは、洗濯の回数が増えそうです。

場所も限られているので、車椅子を広げたまま出しっぱなしにしておくこともできません。
普段は個室で暮らしているすぎやんにとっては、かなりせせこましく感じるようで、「これから大変やな」とぼやいています。

とにかく入院中は遠慮はしないこと、便をしたくなったらナースコールを押すことなどを、何度も何度も繰り返し言い聞かせました。
入院手続きを済ませて病院を出た時には、2時半を回っていました。

看護師さんの説明によると、翌日は入浴日だとのことだったので、病院の帰りに施設に寄り、すぎやんが普段使っている入浴セットを持ち出しました。
日勤勤務中だったすぎやんの居室担当のMさんが、私の顔を見て駆け寄ってこられました。

今後は検査の結果次第ですと伝えると、Mさんは「いつもお元気だったので、僕、ショックです・・・」と、しょんぼり。

事務所を覗くと、施設長さんがおられたので、ご挨拶。

「どのくらいの入院になりそうですか?」
「一応、3週間と先生は書類に書かれてました」
「え、そんなに・・・。お見舞いに行かせてもらっていいですか?」
「どうぞどうぞ。行ってやって下さい。施設長さんのことは大好きだから、喜ぶと思います」

家に戻ったのは夕方。たっぷり1日仕事でした。疲れました。






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